世界に届けるひとりごと

オタクがつれづれに残す備忘録

近くて遠い、最高の席で見た景色

ミュージカルテニスの王子様 3rdシーズン

青学vs四天宝寺公演

 

全国中学テニス大会の準決勝、あの熱い夏が2018年12月より開幕し、先日の2月17日に幕を閉じました。

私が一番推して…もとい応援している四天宝寺の公演。私がテニスにハマった時期は六角戦とかドリライ2017とかやってたあたりだったので、満を持しての参戦。舞台を同じ公演期間中に複数回見るのは実は初めてですが、一ミリも後悔してない。

 

 

しかもちょっと自慢なんですが、今回最前を自引きしました。えっここで何の運使った???代わりに何犠牲にした???

 

 

その記憶をとどめておくためにも、ここでレポというかメモを残しておきたい。

なので四天レポというか最前レポです。日付はナイショ。

 

座席はセンターブロックの下手端。舞台の下手側階段のすぐそば。それ知ったの当日だったので、座席を確認した瞬間に手に握っていた半身もぎ取られたチケットを見て、それが持ってた価値に呆然としてしまった。

某7のコンビニで発券して、そもそも1列目ってことだけ見て浮かれていたし、まあ最前ならどの席になろうが通路やろ!どこでも同じや!と思ってたので座席番号の位置調べなかったんですよね。まさかの角席で今日が私の命日だったんだと確信した。

 

さらにお隣がおにぎり席(サクノチャン(虚無)のおにぎりをリョーマくんに渡せるラッキーな人の席)で、スタッフさんが開演前に「これをリョーマくんに渡してください」って事前にお願いしてきた。おにぎりのくだり、後ろの席じゃ何が起きてるのかさっぱりわからなかったので、「こういうシステムだったんか~」ってなるほど納得。

おにぎりはプラスチック!のりは黒いなんかのテープ!学芸会みたいなちゃっちさ!!!あたりまえたいそう~~~~

でもご利益ありそうなんで触らせて拝ませていただきました。また君に逢えますように。

 

 

 

 

開演して、最初に出てくるのはトリオ。会場をグー〇ルアース的なやつで見てる。タブレットって、、、時代やなあ。

そこに金ちゃん(残像)が映って隕石衝突みたくドガーン!!!と暗転したかと思えば金ちゃんがアリーナ後ろに登場。舞台まで走ってきて下手階段のところで「グレート(略)四天宝寺、はじまるでー!」と叫ぶので、つまり金ちゃんが目の前!!!!!!!!!腕の筋肉すっっっっっっっtぅtぅご!!!!!!!!!!!

3rdの金ちゃんはとにかく筋肉がすごかった。こいつは正真正銘パワープレイヤーやで…

 

金ちゃんを追いかけてわらわらと四天勢がアリーナ後ろから歩いてくる。下手通路には小春ちゃん、ユウジ、銀さん。上手通路からは謙也、財前、千歳。やっべ小石川覚えてない。。白石と一緒で舞台袖から…?円盤で確認するわ、すまんばいね小石川

ところでラブルスが私の席の真横でセリフいうんですが「三白眼で唯我独尊」のところで「3…?」とか数えながらお互いの体つついていちゃついてた。めっちゃ近い。ラブ。尊い

 

この席だとマイクに入らないように小声で話してることまで聞こえるーーー!!!!!!

あ、ちなみに別日オペラで見たら同じことしてた。毎回してたんだろうけど、基本最推し追うのに必死だしこの席入ってなかったらたぶん最後まで気づかなかったな。

 

 

以下試合・曲とともにつらつら書いていきます。ネタバレ含。

 

 

  • オープニング四天曲

私この白石がラケット振りかぶって始まるイントロが大好きなんですよね。ちょっとタメてから降るラケットの音が聞こえた(気がした)。

 

最前から聞くはじめてのテニミュ曲が四天宝寺の曲で、この大好きな曲だということが恐ろしく幸せで、脚色なく本気で震えが止まらなかった。足ががくがくいってた。

白石「いくで四天宝寺ーーー!!!」からすでに最高にかっこいい……全員近い…眩しい…

 

眩しい…………

 

 

いや本当に眩しかった。なにがって、ライトが。

ステージのライトが当たってめちゃめちゃ眩しい。

演者みたいな気分味わえる。 

 

基本視線が斜め上なんですよね。まっすぐ前を見るとみんなの靴しか見えない。

常時上を向いている感じなので首が痛い→上を向くのでスポットも視界に入る→眩しい。

それからこの曲か忘れたけれど、客席に向けられるライトあるじゃないですか。あの演出すごい好きなんですけど、直で当てられるもんだから目がつぶれるかと思った。

 

しかも、近すぎたため全景が追えない

ものすごく贅沢な文句なのだけど、自分の視界の狭さを恨んだ。

 

全体曲はフォーメーションが決まっていて、それが一番良く映えるのがやっぱりセンター、しかも上からみた視点なんですよね。なので最前が一番良く見えるかっていうとそんなことは全くなくて、むしろ逆。オーバーチュアやフィナーレなど、全体での群舞の動きはあまりよく見えない。

なので自分の前によくポジションがくる人を目で追う形になる。後述しますが、どうやら曲ごとというより人によって置かれやすい位置が決まってるようで、みんな万遍なくというより「この人よくこっちにいるなあ」って思うことが多かったですね。

 

 

  •  おにぎりシーン

上手からリョーマくんがこっちに歩いてくる

客席のサクノチャンは4人

さくの1「誰応援してんの?」→「オサムちゃん」(リョーマ「だれそれ…オサム…?」)

さ2 (隣の人) 目の前で立ち止まっておにぎりを受け取る

さ3 おにぎり2個目

さ4 なぜか寿司

 

目の前のリョーマくん、めちゃめちゃ顔小さかった。美人すぎてびっくりした。別にいいにおいはしなかった。(何を期待していた?)

 

というか通路も舞台の一部になっていると、観客もまた舞台の一部なのだろうかと思ったけれど、今回はっきりわかったのは観客は舞台にいないってことでした。

なーにあたりまえなこと言ってんだって感じかもしれませんが、あまり.5は見ない私にとってこのおにぎりや時々挟まれるコーレスみたいに「観客が絡む」舞台なんて見たことないので、本編における舞台と観客席の境界がどこまであるのか興味があったんですよね。

 

このリョーマくんではっきり感じたのですが、冒頭に後ろ通路から現れた金ちゃんも、真隣にいた小春ユウジも、携帯で話しながら通り過ぎたケンヤくんも、そして目の前を通ったリョーマも、誰も観客のことなど見ていなかった。もちろん見えてはいただろうけれど、「見られている」とは感じなかった。ある意味、世界観に真摯であった俳優さんたちに感動すら覚えるほど。

 

 

  • 橘さん新曲、二翼戦

千歳がでかいから見上げるの大変でめっちゃ首痛かった。

 橘さんの振り付けの、演武テニスみたいな動きするとこ好き。

 

 

  • 青学曲 

歌詞も相乗してか、めちゃくちゃ迫力あるーーーーーー!!!!!!!!!!

ドンドン!!!ガンガンガガンガン!!!

今回の席、当たりだなあって思ったのが、桃ちゃん先輩が目の前に来ることが多かったこと。歌い方とか、顔(濃さ?)とか発言とか、一番迫力ある人が目の前にいるその存在感たるや…!つい目で追ってしまう存在。これが…「推し」の誕生か…!(???)

 

 

  • S3

チャチャチャのときもそうだけど、白石が振りかぶってラケットを突きつけた瞬間イントロが始まる演出かっこよすぎる~~~~~~

エクスタもぼく変わも歌詞は変わらずアレンジのみ。最初は違和感あったけどまあ慣れる。

凱旋初日のぼく変わの「絶対に負けられない 負けてなるものか」のとこ、「まけ」がうまく発音できてなかったけど終盤には直ってた。これも成長だね。

 

ゲッザチャンの財前パート、「ああ 追い詰められてく」になってて驚き。ゴーゴーのときは「ああ 追い詰めてゆく」じゃなかったっけ。

だいぶ意味変わっちゃうけどどういう意図があったのかな?いまだに謎。

 

 

  • D2

この試合世界一好き。ラブルス曲、ライバルペア曲どっちも新曲だったけどどっちもこの公演の中で1、2位を争ってるレベルで好き!これぞテニミュって感じのアップテンポナンバーはやはり聞いてて心地いい。

 

このD2、本当に入ってよかったなって思ったのが、 ラブルス曲の大サビの客降りで小春ちゃんと初ハイタしてしまったこと~~~~~!!!!!!!

手拍子しながら目で追ってたら目の前に来たときに小春ちゃんが両手を広げてくれてて、アンコール以外でハイタできるとは思ってなかった私はポカン( ゚д゚)としてたら、にこって笑ってくれて…なんか「ハイタしようよ!」みたいな笑顔で…本当に優しい……恋に落ちた…ユウジお前とは直接対決だ……

実はキャストさんのファンサを真っ向から受けたのはこれが初めて。小春ちゃんは私の初めてを奪ったのだから一生尽くす…(言い方)

 

あとなんだかんだ言いつつ、この公演で笑って楽しく見れる試合ってこれしかない。だからなおさら、曲も楽しくなってたのがとても良いなと思ったし、演者もここが楽しいだろうなって感じて、なんとなくこの試合だけには一体感のようなものを感じた。

 

 

  • 二幕OP let's get it on together~勝ったモン勝ちや

私が愛してやまないLet's get it on togetherが残留してくれただけでもうオールオッケー。周りに聞くとone more step派が多く感じるけど、私はこの曲=四天戦のイメージが強い。曲の色味が黄色いからかな?(共感覚的な自分のイメージだけど…)

勝ったモン勝ちやでペアになる振り付けのとき、ziyuがイチャついてて眼福至福でした。

 

 

  • S2

 ベンチに吹っ飛ばされることで有名な試合。本当に吹っ飛ばされてた!!!!!!!

ベンチのセットがわかりやすくて良い。原作のイメージを壊さずにリアリティを求めてて、やはりテニミュも進化してるなあと感じます。

 

銀さんがタカさんとのパワー勝負を受けてたったとき、オサムちゃんや四天の先輩たちは「あちゃー」って感じの顔をしたり額に手を当てたりしてたんだけど、そんな中で金ちゃんだけが大喜びで応援してて、果てしない脳筋を感じた。金ちゃんらしすぎる。100000000おくまん点あげちゃう。

 

 

  • D1

 ダブルスではなく変則シングルスマッチだけど。

最推しの英断を間近で見れたのは幸せでもあり、また辛くもあった。「お膳立て」は謙也さんの本意だが、ラケットを託すことで手放す推しの姿はカッコいいというより、自分で自分に見切りをつけざるを得なかった弱者の姿だ。それをカッコよく演じてくれたcdくんには、一方的すぎるが本当に感謝しかない。

 

そして試合中一番可哀そうな財前くん………

何回か見て確認したところ、ポーチ失敗後、財前もまたラケットを手放してしまっていた。ボールに触らせてもらえないどころか、ラケットすら「持てなく」なってしまった財前が、「天衣無縫の極みに一番近い男」と歌っていたのは酷すぎて直視できなかった。

 

 

試合後、両校とも並んで客席側にも挨拶したときが、四天宝寺の敗退という事実を一番強く実感した。

試合の流れや結果を知っていても、一番前で、圧倒的な迫力で「終わり」を告げられたこの瞬間が、この公演の中で一番辛かった。

何度も何度もこの挨拶を聞く度に「勝ってほしかった」と漠然と思っていたが、この時初めて本当に応援席に座っていた気分になった。

 

 

  • 一球勝負 (S1)

 セットがめちゃめちゃよく見える。

機材が上下する動きとか、暗くてオペラでは見えなかったところまで見えてしまって先ほどまでの涙が全部引っ込んだ(笑)

あと下からの目線なのでどうしても背景のCG映像とリョーマくん、金ちゃんがずれて見えてなんか酔うかと思った。

 

 

  • カテコ、ふわふわNW

初めにも言った気がするけど、小声で話してるのが聞こえる席なんですよね。なのでバウのときにこっそり「ありがとうございます」って言ってる人がわかる!!!!聞こえる!!!!!!! 

オトク~~~~~!!!!あくつ役の人もこっそり言ってて見た目とのギャップ激しすぎた。好き。

 

アンコふわふわでは、ステージ上の目の前で踊ってた桃ちゃんのことガン見してたら降りた瞬間真っ先に来てくれた(語弊のある言い方)。ハ~~~~~~~~~~~~神。やれやれしかたねーな系な態度で来た。さらに神。

あとあくつ海堂とハイタしました……ありがとう世界……

別の日はほとんどできない日ばっかだったけど、立ち見のときに金ちゃん小石川菊丸からファンサもらえたので余は満足です。

 

ふわふわダンスで一番好きなのはユウジだな~キレがあって良き。ステージ上にいたけど前の方の人にファンサ送ってて「できる男やな~…」って思っていた。

 

 

 

 ざーーーーーっと思い出してみてこんな感じです!

書くのめっちゃ疲れた。あと千秋楽から日経ちすぎ。

ムパも楽しみです!!!!チケ頑張ろー!